豊胸手術: 2007年12月アーカイブ

女性にとって,胸の大きさはさまざまなコンプレックスとなることが多いです。
大きい胸の人が大きすぎると悩むこともあれば,小さい胸の人が大きくなりたいと悩むことも
あります。
しかし,やはり世間的には小さい胸の人が大きい胸になりたいと悩むことが多いようです。
そんな時にやはり気になるのが,豊胸手術という手段です。
豊胸手術とはどのようなことをする手術でしょうか。

豊胸手術とは,名前の通り胸を豊かにする手術…つまり,小さい胸を大きくする手術のことを
いいます。豊胸手術では,豊胸バッグと呼ばれるものを胸部に入れることで,小さい胸を大きく
美しい胸にすることができます。
この豊胸手術で使われる豊胸バッグとは,「人工乳腺」とも呼ばれているもので,
この豊胸手術は「人工乳腺法」と呼ばれる手術になります。
この人工乳腺法と呼ばれている豊胸手術では,乳腺を傷つけることがありません。そのため,
豊胸手術をした後に妊娠した場合や授乳をする場合などに影響がない方法となっています。

この豊胸手術はどのような手術かというと,脇の下の目立ちにくい場所を少しだけ切り開き,
そこに豊胸バッグを挿入するという手術になります。
この豊胸手術を受けた後しばらくは,切開した部分に少しだけ傷跡が残ります。しかし,
時間と共にその傷跡は目立たなくなるので,安心です。

豊胸手術の際に豊胸バッグを入れる場所によって二つの方法があります。
乳腺の下の大胸筋に豊胸バッグを入れるという豊胸手術を,大胸筋下法といいます。
この豊胸手術が向いているのは,痩せている人や胸の小さい人です。
もう一つの豊胸手術が,乳腺下法という名前の豊胸手術で,この豊胸手術では,大胸筋の上の
乳腺の下あたりに豊胸バッグを入れる方法がとられています。この豊胸手術は,比較的胸が
大きめな人に向いている豊胸手術で,出産や授乳の経験があり胸が垂れ気味な人にも
おすすめの豊胸手術です。

このような豊胸手術をすることにより,身体への影響を心配するひとも多いと思います。
しかし,豊胸手術で使用されている豊胸バッグは,人体への害がないものなので,安全なもの
として,安心して豊胸手術を受けることができます。
しかし,やはり身体にメスを入れる手術であるので,きちんとした経験を持つクリニックを
選んで,豊胸手術を受けることがたいせつだといえます。
豊胸手術を受けることで,小さい胸がコンプレックスで暗くなりがちな女性が明るく元気な
性格になる場合も少なくありません。豊胸手術は,悩める女性の救世主です。

整形手術には,「プチ整形」というものがありますが,豊胸手術にも「プチ豊胸」と呼ばれて
いるものがあります。このプチ豊胸というものは,普通の豊胸手術とどう違うのでしょうか。
また,プチ豊胸の良い点や悪い点はどのようなものでしょうか。

プチ豊胸とは,メスで身体を切ることのない豊胸術の事をこう呼んでいます。
このプチ豊胸でもっとも有名なものが,SUB-Q注入法というプチ豊胸です。
このSUB-Q注入法というプチ豊胸は,胸部にSUB-Qというヒアルロン酸を注入するものです。
このヒアルロン酸は,プチ豊胸のほかにも美容整形などの分野で,顔の皺を取ったりする場合に
使われているものです。
普通の豊胸手術であれば,胸部の目立たない部分を切開して,そこに豊胸バッグというものを
挿入するのですが,プチ豊胸では注射でヒアルロン酸を注入するのです。
プチ豊胸では,150cc~200ccのSUB-Qというヒアルロン酸を注入することにより,1カップ
くらいのバストのサイズアップができます。
プチ豊胸で注入されるヒアルロン酸があまりに多いと,今度はバストの形を維持するのが困難に
なるため,200ccくらいが注入できる限度だといわれています。

プチ豊胸を行った場合に,どの程度の期間その豊胸効果が続くのでしょうか。
プチ豊胸で今まで使われていた普通のヒアルロン酸の場合は,半年から1年くらいが効果の
限度とされていました。それ以上時間が経つと,ヒアルロン酸が体内に吸収されてしまう
ためです。
しかし,現在のプチ豊胸でよく使われているSUB-Qというヒアルロン酸の特徴は,粒子が
普通のヒアルロン酸よりも大きいことです。
このSUB-Qのヒアルロン酸を使ったプチ豊胸の場合には,その豊胸効果の持続期間は大体
2年ほどだと言われていて,格段に期間が伸びていることがわかります。

では,このようなプチ豊胸には身体に関する悪影響はないのでしょうか。
プチ豊胸などで使われているヒアルロン酸についてですが,ヒアルロン酸は身体に対する
免疫反応などのアレルギーを起こすことはほとんどないとされています。
しかしながら,やはり身体に異物を入れるわけですので,きちんとした経験や技術のある,
信頼のおけるクリニックでの施術を受けることがたいせつです。
しかし,普通の豊胸手術のように身体にメスをいれることのないプチ豊胸は,手軽に豊胸が
できるということで,女性にとても興味をもたれているものです。

豊胸術にもいろいろな方法があります。プチ豊胸のように,豊胸ヒアルロン酸を注入する方法や
豊胸手術のように豊胸バッグと呼ばれているものを胸部に挿入するものもあります。
また,豊胸脂肪注入という豊胸術の方法もあります。この豊胸脂肪注入の豊胸術は,身体の
ラインを美しく整えたいと願う女性にとって,とても人気のある豊胸術のひとつです。
では,豊胸脂肪注入という豊胸術はどのようなことをする豊胸術なのでしょうか。

この豊胸脂肪注入という豊胸術では,まず身体の部分で脂肪が気になる部分があるとすると,
その部分の脂肪を吸引します。その次に,その吸引した脂肪を胸に注入することにより,
バランスの取れた美しいボディラインに整える,というのが,豊胸脂肪注入という豊胸術の
方法になります。

この豊胸脂肪注入という豊胸術では,大幅にバストのサイズをアップさせたいと願っている人
には,向かない豊胸術です。しかし,バストアップと同時に,気になる部分の脂肪も取って
しまいたい,と思っている女性や,豊胸手術はしてみたいけれど豊胸バッグのような人工的な
ものを挿入するのは嫌だと思っている人にはおすすめの豊胸術だといえます。

この豊胸脂肪注入を受けた後にはどのような事に気をつければ良いのでしょうか。
豊胸脂肪注入を受けた後は,3週間ほど安静にすることが不可欠とされています。
特に,豊胸脂肪注入をした後は3週間ほど胸をできる限り揺らすことのないように気を
配る必要があります。
また,豊胸脂肪注入を受ける場合には,その施術を受ける人により向き不向きがあります。
例えば,豊胸脂肪注入では,まず自分のどこかの身体の部分の脂肪を吸引する必要があります。
そのため,もともと痩せている人などは向いていません。
また,豊胸脂肪注入では,吸入して注入したあとの脂肪が,胸の部分で根付くことが必要な為,
乳腺がもともとほとんど無い人の場合には難しいとされています。
また,豊胸脂肪注入では大幅なバストアップの効果はあまり望むことはできない為,もしも
2カップや3カップ程のバストアップを望むのであれば,豊胸脂肪注入の豊胸術は向いて
いないといえます。

豊胸脂肪注入の最大の長所は,術後の痛みが少ないことです。さらに,豊胸脂肪注入では
自分の脂肪を使用するため,触った感触がとても自然なので他人に気付かれにくいという
点も長所です。
豊胸脂肪注入の短所は,術後の脂肪の生着率にとても個人差があるので,大きくなる場合と
あまり大きくならない場合があることです。

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